伝統を耕す

伝統を耕す

どんな色に染めたいか、それをどういう服にしたいかを考えてると、染めてる自分について考えが移る。

今朝はすごく沖縄の植物染めを始めたことが改めて良かったなと感じた。振り返るとどの色もユニークな存在。

基本に従って染め始めて、綺麗に染まるを目指したり、濃く染めるを目指したり、落ちないように、、とか。

10年やって、今やりたい事は?と、自分に問いかけると、私がカッコいいと感じるものを染めたいなと思った。

人がやってる事を私がやる必要はない。
おお!これはアートだね!デザインだね!と感じるようなものを染めの表現にスライドしてもいい頃だなと思った。

伝統を感じる染めを"私が表現している"ことがユニークだと思う。
元米兵でブラックルーツの父と、やんばる出身の母との間に生まれた私は、沖縄のカルチャーそのものだ。

カルチャーの語源は耕す。
「伝統を耕す」
もう、そういうことだよね。私が沖縄の染めをやるということは。

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